年が明け、選手たちも2024年シーズンに向けてトレーニングを開始しています。
そこで私達プロ野球ファンが気になるのは、誰が開幕投手を務めるのかではないでしょうか。
球団によっては事前に発表しているところもありますが、直前まで発表しない球団が多いように思います。
そこで今回はヤクルトの開幕投手を務める可能性のある３人の投手を紹介したいと思います。
プロ野球の開幕戦は、そのシーズンを占う大事な試合です。
プロ野球はリーグ戦ですので、開幕戦は143試合のうちのただの1試合なのですが、どこの球団も開幕戦は勝ちたいはずです。
開幕戦の負け方が悪く、そのまま連敗でスタートしてしまう球団も珍しくありません。
そのため開幕戦では、どこの球団も先発に『エース級』の投手を指名してきます。
2024年のヤクルト開幕投手候補を紹介する前に、まずは2014年からの開幕投手をみていきましょう。
2023年は、シーズン前の３月に行われたWBCの影響もあり、WBCに出場した投手は開幕投手に名を連ねませんでした。
しかし多くの場合、開幕投手は先発陣の中でも『エース級』の投手が務めます。
そのような大役を、ヤクルトではどの投手が務めてきたのでしょうか。
| 年度 | 名前 |
|---|---|
| 2014年 | 小川泰弘 |
| 2015年 | 小川泰弘 |
| 2016年 | 小川泰弘 |
| 2017年 | 石川雅規 |
| 2018年 | デービッド・ブキャナン |
| 2019年 | 小川泰弘 |
| 2020年 | 石川雅規 |
| 2021年 | 小川泰弘 |
| 2022年 | 小川泰弘 |
| 2023年 | 小川泰弘 |
この10年のうち7回も小川投手が務めています！球団から信頼されてますね～。現在3年連続で開幕投手ですので、順当にいけば2024年も小川投手かも？
では私の選ぶヤクルトの開幕投手候補3名を紹介したいと思います。
やはり最も開幕投手の可能性が高いのは小川投手だと思います。
2023年は先発陣の中で唯一規定投球回数を越え、チームトップとなる10勝を記録しました。
こちらが2023年の個人成績です。
| 登板数 | 防御率 | 勝利 | 敗北 | 投球回数 | 与四死球 |
|---|---|---|---|---|---|
| 23 | 3.38 | 10 | 8 | 144 | 37 |
髙津監督は「開幕投手はまだ白紙」と発言していましたが、オープン戦で大乱調でもない限りは2024年も小川投手に開幕投手を任せるのではないでしょうか。ライアン！来季も頼むよ！！
石川投手もオープン戦での調子次第では開幕投手があるのではないでしょうか。
2023年はあまり結果を残せませんでしたが、ベテランである石川投手はヤクルト投手陣の象徴ともいえる存在です。
通算200勝まであと15勝と迫り、大記録達成に現実味が帯びてきた左腕は、オープン戦次第では開幕投手も狙えるのではないでしょうか。
こちらが石川投手の2023年の成績です。
| 登板数 | 防御率 | 勝利 | 敗北 | 投球回数 | 与四死球 |
|---|---|---|---|---|---|
| 13 | 3.98 | 2 | 5 | 63 1/3 | 6 |
成績的には小川投手に軍配が上がりますが、もし石川投手が開幕投手に選ばれ好投した場合、チームに勢いがつくのではないしょうか。私は小川投手も大好きですが、石川投手の開幕投手をみたいという気持ちもあります。う～ん、悩ましい。
3人目は吉村投手です。
吉村投手は社会人野球からドラフト1位でヤクルトに入団し、ルーキーである2023年は4勝を挙げることができました。
オフに行われたアジアプロ野球チャンピオンシップでは日本代表に選出され、安定した投球で日本の優勝に貢献しました。
こちらが2023年の成績です。
| 登板数 | 防御率 | 勝利 | 敗北 | 投球回数 | 与四死球 |
|---|---|---|---|---|---|
| 12 | 4.33 | 4 | 2 | 60 1/3 | 16 |
髙津監督は吉村投手を中継ぎで起用する可能性も示唆していたので、2024年は先発で起用されるかはわかりません。しかしもし先発で起用するのであれば、ヤクルト期待の星として開幕投手に抜擢しても面白いのではないかと思います。
今回は2024年、ヤクルトの開幕投手に選ばれる可能性のある3人を紹介しました。
最も可能性が高いのは小川投手でしょうか。
本当は高橋奎二投手も候補に入れたいのですが、2023年の投球内容を考えると難しいと判断しました。
2024年もヤクルトを応燕して、たくさんすわほーしたいですね！！