第106回全国高校野球選手権大会 8月14日の小松大谷高校と大阪桐蔭高校の対戦で、小松大谷の西川大智選手が強豪・大阪桐蔭相手にマダックスを達成し、大変話題になりました。
マダックス達成の条件は？誰が達成しているの？
【マダックス】が投球に関する記録であることはなんとなく知っている方も多いと思いますが、今回は改めてマダックス達成の条件とNPBにおける過去10年のマダックス達成者について振り返ってみましょう。
じんからの犬
毎年優勝候補に挙がる大阪桐蔭高校に対しマダックスを達成した小松大谷の西川選手。
打たせて取る、巧妙な投球が素晴らしかったです！
マダックス達成の条件とは？
マダックスとは、先発選手が100球未満で9イニング以上を完封すること
じんからの妻
【完封とは】
先発投手が試合終了までひとりで投げ切り【＝完投】相手チームに得点を与えず勝利投手になった場合に記録されます。
【マダックス】という名前の由来は、元MLB選手のグレッグ・マダックス選手。抜群の制球力から「精密機器」とも称され、13回のマダックスを達成しています。（記録に対して名前をつけたのは、記者のジェイソン・ルークハート）
NPBのマダックス達成選手は？
過去10年のマダックス達成者を調べてみました！
2014年 なし
2015年 西勇輝選手（95球）・山中浩史選手（96球）
2016年 美馬学選手（96球）・小熊凌祐選手（93球）
2017年 金子千尋選手（92球）
2018年〜2020年 なし
2021年 小川泰弘選手（99球）・早川隆久選手（98球）・高橋遥人選手（97球）・奥川恭伸選手 （98球）
2022年 上茶谷大河選手（91球）・加藤貴之選手（90球）・東浜巨選手（97球）
2023年 東克樹選手（97球）・大貫晋一選手（97球）
2024年 ミゲル・ヤフーレ選手（94球）・隈田知一郎選手（99球）・伊藤大海選手（98球）・石田裕太郎選手（95球）・森下暢仁選手（91球）・高橋宏斗選手（99球）・伊藤大海選手（94球）※今季2度目
マダックス急増の異常事態
今年はマダックス達成急増の記録的な年になりましたね。
近年の野球が「超投高打低」と言われているのも納得です。これまではマダックスを意識しながら投球を見守る、ということもなかなかなかったのですが「これはもしかしたらイケるかも！？」とドキドキしながら野球を観る機会が増えていくのでしょうか🧐
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