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ホーム席とビジター席はどっちがどっち?プロ野球のホームとビジターについて解説

野球のあれこれ

野球観戦に行くときに気にしたほうが良いホーム席とビジター席

このホームとビジターという言葉はスポーツニュースを観ていてもたびたび耳にするのではないでしょうか。

それもそのはず。ホームとビジターは野球選手のプレイに大きな影響を与えるものなのです。

この記事ではプロ野球のホームとビジターについて解説させていただきます。

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ホームとビジター

プロ野球球団には本拠地となる球場、自分達(ホーム)のグラウンドがあります。

そして基本的にプロ野球の試合は、相手チームを本拠地に呼んで試合をする形式です。

その本拠地側のチームをホームと言います。

一方、相手側の本拠地を訪問して試合をしに行く側が生まれてきます。

その訪問する側を、英語の訪問する(Visit)から言葉をとってビジター(Visitor)と呼びます。

メジャーリーグやサッカーでは相手チームのことをビジターではなくアウェイという言い方のほうが一般的です。

じんから
じんから

英語では遠征試合のことをan away matchというので、遠くに来たという意味でビジターではなくアウェイを使うという説と、「away=敵地」ということからアウェイを使う説があります。

ホーム席とビジター席

ホームとビジターで、選手たちの座るベンチがはじめから決まっています

基本的にホーム側は一塁側のベンチビジター側は三塁側のベンチです。

西武、楽天、日ハムが本拠地でやる場合、三塁側がホーム側、一塁側がビジター側となります。

じんから
じんから

なぜその3球団だけ……覚えづらいじゃないか。

※この記事では例外である3球団は置いといて、ホームは一塁側、ビジターは三塁側として考えていきます。

この選手が座るベンチによって、観戦に来ているファンたちの座る場所も変わります。

ファンは応援しているチームのベンチ側に座ります。

ホームチームを応援している場合は一塁側の客席ビジターチームを応援している場合には三塁側の客席に座ります。

外野席にもその流れは続いており、ホーム側はライトスタンド、ビジター側がレフトスタンドに座ります。

球場によってはホーム席を多く確保しており、レフトスタンド側の大半までもホーム側という球場もあります。

ホームとビジターの違い

野球には攻撃をする順番で表と裏がありますが、ホームチームが裏に攻撃することが決まっています

これは本拠地に呼んだ客であるビジターに対して、先攻を譲っているという考えのようです。

しかし、ホーム側の選手たちには登場曲や様々な演出があるのに対し、ビジター側の選手は名前がアナウンスされるだけなど、興行的な意味ではホームチームを優先したものになっています。

基本的にホームチームを応援している観客の方が多いので、致し方ない対応だと思います。

また、ホームとビジターでは選手たちが着用するユニフォームも異なります。

基本的にホーム側は白を基調としたユニフォームを着るのに対し、ビジター側はチームカラーを基調としたユニフォームを着用します。

じんから
じんから

イベントがあるといつもと違う色のユニフォームを着用していることもあります。

ホーム席、ビジター席での観戦マナー

各球場ともホーム応援専用席での他チームの応援・ユニフォームの着用・グッズの使用を禁止しています。

また、ビジター応援専用席でのホームチームの応援・ユニフォームの着用・グッズの使用も禁止です。

ビジター応援専用席でホームチームのユニフォームを着ているファンの方をよく見かけますが、厳格に言うとそれは禁止事項にあたります。

じんから
じんから

球場によってはどちらのチームの応援もしてもいいエリアがあります!

例えば中日の本拠地ナゴヤドームでは、レフト側外野応援席とビジター外野応援席とがあります。両方レフト側にあるのですが、レフト側外野応援席はどちらの応援をしても良く、どちらのユニフォームを着用しても大丈夫なエリアになっています。

ホームとビジターによる選手への影響

ホーム側は普段自分達が使用している球場で試合ができますが、ビジター側の選手たちは慣れない球場での試合となるのです。

また、ビジター側には試合をするうえでいくつもの不利な要素があります。

遠征による疲れ

選手たちは基本的に本拠地の近くに自宅を構えているため、ビジター側として遠征をしたときには慣れないホテルでの宿泊となります。

枕が変わると寝られない、というほどの選手がいるかはわかりませんが、試合の前日に自宅でリラックスして過ごすのと、慣れないホテルで過ごすのとでは少なからずコンディションに差が出てしまいます。

じんから
じんから

プロ野球選手はそういった移動にも適応しなくてはならないので、一年目から活躍できる新人選手はすごいです!

練習時間の確保

遠征による移動時間があるので、ビジター側はまとまった練習時間が作りづらいです。

ナイターの場合、昼に練習してから夜の試合を迎えるのですが、3連戦の一日目は基本的にビジターチームは移動してきたばかりです。

昼の練習時間をあまりとれずに試合へと臨むことになるので、ホームチーム側よりもコンディションの調整が難しくなってしまいます。

球場の雰囲気

基本的にホーム側の観客の方が多いので、球場の雰囲気はホーム側に偏っています

ホーム側が好プレーをすれば盛り上がり、点が入れば球場には割れんばかりの拍手や歓声が響きます

ビジター側の選手たちは自分達は悪役だと感じ、相手チームの歓声の大きさに委縮してしまう場面が出てきてもおかしくありません。

じんから
じんから

どうしてもビジター側の応援の声は小さくなってしまうので、ビジターの応援に行った際にはチャンスで精一杯応援しましょう!

最後に

この記事ではプロ野球におけるホームとビジターについて解説させていただきました。

野球観戦のチケットをとるときには自分がどの球団を応援していてどこの席に座るのか、は必ず考えたほうがいいですね。

観戦ルールをしっかり守って、ストレスの少ない野球観戦を楽しみましょ~。

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