2024年3月に行われる「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」の日本代表選手が発表されました。
ヤクルトからは村上宗隆選手と塩見泰隆選手が選出されましたが、世間では大学生ながらトップチーム日本代表に選出された4人の選手たちに注目が集まっています。
その4人とは金丸夢斗選手、中村優斗選手、宗山 塁選手、西川史礁選手です。
そこで今回は、その中でもトップレベルのスター性が感じられる宗山塁選手を紹介させていただきます。
宗山選手は2024年ドラフトで1位指名確実とされている選手ですので、ぜひチェックしてくださいね。
宗山塁とは
宗山塁(むねやまるい)選手は2003年2月27日生まれ、広島県三次市出身の大学野球選手です。20歳。175cm、75kg。内野手。右投げ左打ち。
宗山選手は自身の憧れの選手として元巨人の二岡智宏コーチを挙げています。二岡コーチは宗山選手と同じく広島県三次市出身で広陵高校OBです。
侍ジャパンの公式サイトを見ていただければわかるように、宗山選手は非常にイケメンで華のある選手です。こんなにイケメンで野球が日本代表レベルなんて羨ましい!!
宗山選手は小学生から野球をはじめ、6年生の時には広島カープジュニアにも選出されています。
そして中学では軟式野球の高陽スカイバンズでプレーし、高校は広島の名門である広陵高校に進学します。
宗山「塁」という名前から、父親である伸吉さんの野球への想いの強さがわかります。伸吉さんも幼少期から野球を始め、塁選手と同じく広陵高校でプレーしました。膝を故障したことにより選手の道は立たれてしまいましたが、最後までチームメイトを支えました。
広陵高校に進学後、1年の夏から控えとして甲子園を経験し、秋には二塁手としてレギュラーに定着。
2年の春には遊撃手として甲子園に出場。3年時にはコロナ渦により甲子園は中止となりましたが、代わりに行われた独自大会では広陵高校を銃優勝まで導きました。高校通算18本塁打。
高校卒業後は大学野球の名門明治大学へと進学。
1年からレギュラーを掴み、秋のリーグ戦では打率.378を記録し遊撃手としてベストナインに選出されました。2年春には首位打者とベストナイン、秋にもベストナインとその才能を遺憾なく発揮。
2年生からは侍ジャパンの日本代表に選出されています。
3年春には少し調子を崩しますが、それでも打率.294という好成績です。そして秋には復調し打率.340を記録しました。
そして2024年3月に行われる「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本 vs 欧州代表」の日本代表に選出されました。
宗山塁のプレースタイル
宗山選手は世代ナンバーワン遊撃手と呼ばれており、その高い守備力・肩の強さが魅力的な選手です。
侍ジャパン監督である井端監督は、宗山選手について「すでに球界トップレベルの守備力」と話しています。
その華のある守備力と端正な顔立ちから球界のスター候補として注目を集めています。
どうしてもその守備力に注目が集まってしまいがちですが、宗山選手はミート力の高さにも定評があります。
高山俊の安打記録を塗り替えられるか
現在六大学野球の安打記録は、明治大学OBである高山俊選手(現オイシックス)が残した131安打です。
現在94安打を記録している宗山選手は、あと37本で高山選手に追いつきます。
宗山選手は2年時には、春秋合わせて41本もの安打を放っているので、今年も春秋共に好調であれば安打記録を塗り替えることになるかもしれませんね。
高山俊と聞くとつい真中元ヤクルト監督のドラフトでのおっちょこちょいを思い出しちゃうね。ぷぷぷ。
宗山塁のドラフト指名は?
宗山選手は現在大学3年生ですので、2024年のプロ野球ドラフト会議で指名される可能性が高いです。
安定した守備力を誇る若き遊撃手が欲しい球団は多いのではないでしょうか。
宗山選手に対して「2022年のドラフトでも1位」「2023年のドラフトでも1位」と語っているスカウトもいるとか!これは今年のドラフトは競合しそうですね~。
宗山選手を1位で指名するのではないか、という球団を私じんからが独断と偏見で予想したいと思います。
ヤクルトスワローズ
六大学野球のスター選手と言うことで、神宮球場を本拠地とする我らがヤクルトスワローズが指名する可能性があるのではないでしょうか。
しかし長岡選手、武岡選手という若き遊撃手がしのぎを削っている中、ここで遊撃手を1位指名するかは微妙なところです。
さらに2023年ドラフトでは内野を守るユーティリティプレーヤーとして伊藤選手も獲得しています。
果たしてヤクルトは宗山選手を獲得するのでしょうか…
個人的には将来のミスタースワローズとして獲得して欲しい…だだ漏れしているスター性が大好きです。
広島東洋カープ
宗山選手の地元である広島東洋カープも指名する可能性があるのではないでしょうか。
しかし広島には若き遊撃手として小園選手と矢野選手がいますので、そこをどう考えるのかによりますね。
各球団やはり遊撃手には有望株がいますので、レギュラー争い必至ですね。毎年実力者が入団してくるプロ野球は大変です。
ソフトバンクホークス
ソフトバンクは2022年に大型遊撃手としてイヒネ・イツア選手を1位で指名していますが、怪度重なる怪我の影響もあり、順調に育っているとは言い難いのではないでしょうか。
ソフトバンクの遊撃手は長年今宮選手が守っており、2023年シーズンは打率.255、9本塁打の成績を残しています。
まだまだプレーできると思いますが、今宮選手も現在33歳。
そろそろソフトバンクも計算できる次世代遊撃手が欲しいのではないでしょうか。
最後に
今回は2024年ドラフト大注目選手である宗山塁選手について紹介させていただきました。
ほぼ確実に1位でどこかしらの球団が指名することが予想されています。
もしかしたら遊撃手コレクターの中日ドラゴンズも手を挙げるかも…いや、まさかね…
皆さんはどこが指名すると思いますか?これからの宗山選手に注目です!
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