先日各球団を戦力外になった嘉弥真新也選手、西川遥輝選手、増田珠選手の3選手をヤクルトが獲得したことが発表されました。
そこで今回はソフトバンクを戦力外になり、ヤクルトスワローズへ加入することになった嘉弥真新也選手について紹介したいと思います。
西川選手と増田選手に関してはこちらの記事を参考にしてください。
嘉弥真新也とは
嘉弥真選手は1989年11月23日生まれ、沖縄県石垣市出身のプロ野球選手です。33歳。ポジションは投手。左投げ左打ち。
小学4年生から野球を始め、中学では軟式野球部でプレー。そして沖縄県立八重山農林高校へ進学します。
高校時代は外野手兼投手でプレーするも、甲子園出場はありませんでした。
高校卒業後にビッグ開発に入社し、野球部へ入部。厳しい練習に耐え球速は伸び、3年目である2010年には縁があってENEOSの練習に参加。その年の10月に行われた西日本クラブカップでMVPを受賞したこともあり、12月にはENEOSに契約社員待遇で入社することになります。
そして2011年10月に行われたドラフト会議にてソフトバンクから5位指名を受け、NPBでのキャリアをスタートさせています。
2011年のドラフトではヤクルトは高橋周平選手を1位指名するもくじを外し、川上竜平選手を1位で指名しています。2011年ドラフトでヤクルトが獲得した選手は、現在プロの舞台では活躍していません。この年日ハムは菅野投手、松本剛選手、近藤健介選手、上沢投手を指名していますね!菅野投手は入団しませんでしたが、かなりの神ドラフトですね!
嘉弥真選手は2016年に沖縄県出身の女性と結婚し、2017年には長男が誕生しています。
嘉弥真新也のプレースタイル
嘉弥真選手は左のサイドスローから、最速146kmのストレートを投げ込みます。
スライダーやシュート、カーブ、チェンジアップと変化球も多彩で、決め球として使用しているナックルのような変化球は嘉弥真ボールと呼ばれているようです。
しかし近年嘉弥真ボールは使用しておらず、スライダー中心の配球となっています。左投げということもあり左打者との対戦がメインとなるのですが、外へ逃げていくスライダーを多投しています。右打者相手では、左打者に比べてチェンジアップを多投する傾向にあります。
嘉弥真新也のプロでの成績
こちらが嘉弥真選手のプロでの成績です。
年度 | 登板数 | 防御率 | 勝利 | 敗北 | セーブ | ホールド |
---|---|---|---|---|---|---|
2012 | 4 | 12.46 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2013 | 40 | 2.32 | 3 | 1 | 0 | 4 |
2014 | 32 | 3.19 | 0 | 2 | 0 | 1 |
2015 | 16 | 4.20 | 0 | 0 | 0 | 1 |
2016 | 5 | 8.59 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2017 | 58 | 2.76 | 2 | 0 | 0 | 14 |
2018 | 67 | 2.45 | 2 | 1 | 1 | 25 |
2019 | 54 | 2.61 | 2 | 2 | 2 | 19 |
2020 | 50 | 2.10 | 3 | 1 | 1 | 18 |
2021 | 58 | 4.71 | 1 | 0 | 0 | 19 |
2022 | 56 | 0.99 | 0 | 0 | 0 | 28 |
2023 | 23 | 5.25 | 1 | 0 | 0 | 7 |
2017年からサイドスローに転向し、成績が飛躍しましたね。対左のスペシャリストとしてのワンポイント登板が多いですね。プロでは1登板で平均2.79人の打者と対戦しています。2019年にはプレミア12の日本代表に選出され、世界一に貢献しています。2023年は左肩の違和感もあり不本意な成績でしたが、2022年はすごい防御率です。ヤクルトでは復活し、2022年のような成績を期待しましょう!
最後に
今回はヤクルトが獲得を発表した嘉弥真新也選手を紹介させていただきました。
ヤクルトにとって貴重なサウスポーです。
来季の活躍が楽しみですね!
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