プロ4年目となる奥川恭伸選手は今季一軍登板がいまだにありません。
一軍では2022年の3月29日の巨人戦以来登板しておらず、2023年も現在一軍での登板はありません。
今シーズンの復帰はあるのでしょうか。
奥川選手には個人的に思い入れがあるので、完全復活を心待ちにしています!
この記事ではヤクルト奥川恭伸選手の復帰についてお話しさせていただきます。
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こちらもぜひ参考にしてみてください。
奥川恭伸選手とは
奥川恭伸(おくがわ やすのぶ)選手は石川県かほく市出身のプロ野球選手です。
ポジションは投手。
小学祭の頃から野球を始め、持ち前の身体能力の高さからメキメキと頭角を表していきます。
かほく私立宇ノ木中学校時代には軟式ながら全国大会を制覇。
全国大会優勝投手の看板を引っさげ、石川県の名門星稜高校野球部へと進みました。
星稜高校では一年の春からベンチ入りし、二年生の春から四大会連続で甲子園に出場しています。
同級生には中学からバッテリーを組む山瀬慎之助選手(現巨人:2019年ドラフト5位)がおり、一つ下の学年には同じヤクルトへと入団する内山壮真選手(現ヤクルト:2020年ドラフト3位)がいました。
内山選手とはプロ入り後も一緒にEXILEのライヴに行くほど仲が良いのだとか。
ほ、微笑ましい。
奥川選手が三年時の夏、最速150kmを越えるストレートとキレの鋭いスライダー、正確な投球術を武器に甲子園決勝まで進みましたが、現阪神の井上広大(いのうえこうた)選手が四番を打つ履正社高校に敗れ、最後の夏は準優勝という成績で高校野球を終えました。
当時の決勝戦を見ていましたが、優勝インタビュアーが井上選手に「奥川選手はすごかったですか?」「奥川選手は……?」と奥川選手のことばかり聞いていて少し不憫に思いました。奥川選手がそれほど注目を集めていた選手だということですね。
そして2019年のドラフト会議でジャイアンツ、タイガース、スワローズの3球団が一位指名で競合しましたが、スワローズが交渉権を獲得。
入団合意に至りました。
プロ入り後の成績
プロ入り一年目の2020年は、一軍での登板はわずか一試合でした。
高卒の投手なので珍しくはないのですが、奥川選手の高校時代からの完成度の高さを考えるともう少し早く見たかった〜というのがファンとしての気持ちでした。
しかしその登板成績は2回0/3を投げ5失点とまだまだ一軍の壁を感じさせる成績でした。
2021年は大きく離脱することもなく、中10日というゆとりローテではありますが18試合に登板し9勝4敗。
これはスワローズ待望の絶対的エース登場か!?と大興奮。
来年には最多勝争いに絡むなどそれ以上の成績を期待してしまいましたが、そうはならないのがプロ野球の難しいところですね。
怪我の具合は?
2022年唯一の登板となった3月29日の巨人戦で右肘を痛めて登録抹消。
新型コロナウィルスの感染もあって、2022年は二軍での登板もありませんでした。
詳しい怪我の状態は発表がありませんでしたが、靭帯を損傷したという情報が流れ、トミージョン手術を行うのではないかという憶測も飛び交いました。
【ヤクルト】奥川恭伸が右ひじ手術を検討…トミージョンなら来季中の復帰絶望的か(スポーツ報知)- Yahoo!ニュース https://t.co/2HywFcCpV3
— のもとけ (@gnomotoke) October 30, 2022
ヤクルトの奥川恭伸投手(21)が今オフにも、右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を検討していることが30日、分かった。 pic.twitter.com/L7KNZGuXse
しかし手術を回避し保存療法を選択。
肘に負担のかかりづらいフォームへと修正し、肘にメスを入れずに復帰を目指すことになりました。
そして2023年の4月18日、2軍ではありますが1年ぶりにプロのマウンドへと戻ってきたのです。
2023年は2軍で7試合登板し、0勝4敗で防御率は6.49となかなか難しい成績でした。
しかし球速が150kmを越えるなど、以前の奥川選手が戻ってきたように感じていたのは事実です。
しかし7月4日、アメリカンノックを受けていた奥川選手は左足を捻挫。
スタッフに肩を抱えられながら球場を後にしました。
そろそろ一軍登板かと思われていた中での怪我。
1番がっかりしたのは奥川選手本人かもしれませんね。
奥川選手の復帰時期
9月5日現在、奥川選手は二軍でも登板していません。
ランニングやキャッチボールは行っているようですので、足首の状態はそこまで悪くはないのだと思います。
しかし投球練習などを行っていないことから、残り少ない今シーズンの一軍や二軍での登板は難しいのではないでしょうか。
追記:二軍最終戦である10月1日に1イニングのみ登板予定という情報が出ました!
追記②:10月1日に1回11球、奪三振2の好投。最速146km。フェニックスリーグに参加予定です。
追記③:10月18日の報道で、上半身のコンディション不良によりフェニックスリーグでの登板を回避。一足先に東京へ戻ったとのことです。怪我再発か…
追記④:10月31日に発表された秋季キャンプのメンバーに奥川選手の名前はありませんでした。
追記⑤:秋季キャンプに途中から参加。11月11日の練習試合で内山捕手と星稜バッテリーを組み、3回を投げて完璧に抑える。最速154kmを記録。
フェニックスリーグでの復帰を目指しているという記事を見かけましたので、10月9日から宮崎で開催されるフェニックスリーグ中に復帰登板する可能性はありますね。
フェニックスリーグとは
日本のプロ野球の教育リーグのひとつで、二軍のオープン戦として扱われているようです。
一軍のオープン戦はシーズン開幕前に調整の意味合いで行われますので、シーズン後に行われるオープン戦はオフのトレーニングに向けた自身の課題発見や修正のためとも言えるのではないでしょうか。
2023年は10月9日~10月30日まで宮崎で開催されます。
2023年のフェニックスリーグに関してはこちらを参考にしてください。
フェニックスリーグを観るなら37試合を放送予定のスカパー!がおすすめです。
最後に
今回は奥川恭伸選手の復帰時期についてお話しさせていただきました。
ドラフト1位ということだけあって人気のある選手ですので、早く復帰してほしいものですね。
私も奥川選手の復帰を心待ちにしています!
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