新しくヤクルトの獲得調査報道がでましたので紹介させていただきます。
今回新たに獲得を検討している選手は、ソフトバンクの増田珠選手です。
増田選手はパンチ力ある打撃力が持ち味の内野手です。
今回はこの増田選手について紹介させていただきます。
増田珠とは
増田珠(ますだしゅう)選手は1999年5月21日生まれ、24歳の野球選手です。ポジションは内野手。右投げ右打ち。
小学生からソフトボールをはじめ、中学からは野球に転向し長崎シニアでプレー。当時のポジションは投手と外野手でした。長崎シニアでは全国大会に出場し注目を集め、U-15日本代表に選出。
中学卒業後は神奈川の名門横浜高校の門を叩きます。
横浜高校に進学すると1年の夏から中堅手でレギュラーを掴み、2年の夏と3年の夏の二回甲子園に出場しています。3年の夏の予選では4戦連発となる5本塁打を記録しています。高校通算33本塁打。
横浜高校時代には1学年上に楽天の藤平投手、横浜の石川投手、1学年下に日ハムの万波選手がいました。さすが名門横浜高校ですね。
その後U-18日本代表にも選出され、まさに世代を代表する選手のひとりとして注目を集めます。
2017年のドラフト会議にてソフトバンクからドラフト3位で指名され入団。
2017年のドラフトは日ハムの清宮選手、ロッテの安田選手、ヤクルトの村上選手と左の高校生スラッガーが豊作の年でした。増田選手はドラフト3位で彼らより評価は少し低かったものの、広角に打ち分けられる打撃力には定評がありました。
増田選手のプロでの成績
プロ入り後は内野手としてプレーし、二年目である2019年には一軍の試合に初出場を果たしました。
2019年シーズンオフには右手首の手術を行い、その影響もあってか2020年、2021年の1軍での試合出場はありませんでした。
そして2023年に戦力外通告となりました。
こちらが1軍での成績です。
年度 | 打席数 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 盗塁 | OPS |
---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 4 | .000 | 0 | 0 | 0 | .000 |
2022 | 45 | .256 | 6 | 1 | 0 | .764 |
2023 | 75 | .182 | 3 | 1 | 0 | .528 |

ファームでは打率.250とそこそこ打ってはいるのですが、1軍では結果が残せていませんね。熱男こと松田元選手を慕っており、増田選手自身は増男(マスオ)のパフォーマンスでファンから愛されていました。
ヤクルトは高校時代から注目していた
2019年のドラフト会議では、ヤクルトはドラフト1位で同学年の村上宗隆選手を指名しましたので増田選手の指名はありませんでしたが、ヤクルトスカウト関係者は増田選手に対して好意的なコメントを残しています。
選球眼が良く、反対方向にも強い打球が打てる。三振が少なく率が残せる。本来は中距離打者で3割、20本塁打が打てる、巨人の長野選手のようなタイプ。
斎藤スカウトのコメントより抜粋

村上選手を取れていなかったら、増田選手を上位指名していた可能性はありますね。戦力外となった今、再度獲得に動く可能性はありますね。阪口投手や尾仲投手もドラフト前に高く評価していた選手で、プロ入り後に再獲得していますね。
最後に
今回はヤクルトが獲得調査に動いている増田珠選手について紹介させていただきました。
どうなるかわかりませんが、まだ24歳とこれからが楽しみな選手ですので、どこかのプロ球団で野球を続けて欲しいですね。
コメント