西武の宮川哲投手とヤクルトの元山飛優選手のトレードを聞いたとき、私は本当に驚きました。
元山選手は一昨年にレギュラーに定着はできなかったものの、背番号『6』を背負っているように、球団から非常に期待されている選手だと思っていたからです。
確かにヤクルトの現在の遊撃手は、元山選手よりも若い長岡選手が主に務めています。
なかなか台頭できなかったとはいえ、元山選手をトレードに出すのは早いのでは!?と思ってしまいます。
でも元山選手の市場価値が高いうちにトレードで良い選手を獲ろう、ということなら納得です……
そして代わりにヤクルトへ新規加入するのは西武の宮川哲投手。
そこで今回は宮川投手について紹介します。
宮川投手の背番号は『61』と発表されました。先発なら二桁勝利、中継ぎなら勝ちパターンに入ることが目標だと本人は語っています。
宮川哲とは
宮川哲投手は1995年10月10日生まれ、奈良県出身のプロ野球選手です。28歳。右投げ右打ち。ポジションは投手。
5歳から野球を始め、小学校時代は生駒クラブライオンズ、中学時代は硬式野球の生駒ボーイズでプレー。
山形県の東海大山形へ進学し、一年の春からベンチ入りを果たします。
当初は外野手や捕手での起用となりましたが、二年生からは投手も兼任し、甲子園には出場できませんでしたが最速144kmを記録しました。
宮川投手は男三兄弟の次男で、兄も弟も野球をやっています。兄は名門智辯和歌山でプレーし甲子園にも出場しました。
高校卒業後は上武大学に進学し、投手に専念。
リーグ戦では4年間通算で27試合、115回に登板し、13勝0敗、防御率0.94という素晴らしい成績を残しました。
大学4年時のドラフト会議では指名候補として注目を集めますが、指名漏れを経験。
大学卒業後には社会人野球の東芝でプレーし、2019年ドラフト会議にてドラフト1位で西武へ入団しました。
宮川哲のプレースタイル
宮川投手は最速154kmを誇る右腕で、カットボール、パワーカーブ、フォーク、チェンジアップを操ります。
配球としてはストレートの割合が最も高く、カットボールとパワーカーブが同程度の割合です。
制球が不安定なところはありますが、投げっぷりの良い投球スタイルが特徴です。
宮川哲のプロでの成績
こちらが宮川投手のプロでの成績です。
年度 | 登板数 | 防御率 | 勝利 | 敗北 | セーブ | ホールド |
---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 49 | 3.83 | 2 | 1 | 0 | 13 |
2021 | 29 | 6.57 | 1 | 2 | 0 | 6 |
2022 | 45 | 2.59 | 1 | 0 | 1 | 1 |
2023 | 4 | 7.16 | 1 | 2 | 0 | 0 |
2023年は先発での起用でしたが、それまでは中継ぎとして起用されていました。2023年、一軍では結果を残せませんでしたが、イースタンリーグでは6勝2敗 防御率2.45を記録し、イースタンリーグ最優秀防御率を獲得しています。
最後に
今回は西武からヤクルトに加入した宮川哲投手について紹介させていただきました。
宮川選手は先発で使うべきなのか、中継ぎで使うべきなのか…
今のヤクルト投手陣を考えると先発で起用して良いように私は思います!
皆さんはどう起用すると思いますか?
来季の開幕が今から楽しみですね!!
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