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ヤクルトの死球数は本当に多いのかを検証!各球団、年度ごとに比較

野球のあれこれ

2023年シーズンはプロ野球を観ていて頭部へのデッドボールが多かったように思います。

SNSではヤクルトは与死球が多すぎるとの声が大きく、ヤクルトファンとしては少し肩身の狭い思いを余儀なくされています。

果たしてヤクルトは本当に死球が多いのでしょうか

この記事では各球団の与死球数を年度別に比較・検証してみました。

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デッドボールとは

デッドボール投手が投げたボールが打者に当たり、その結果打者は一塁へ進むという野球のルールです。

漢字では死球と表記するので、アメリカではデッドボールと呼んでいるのかと思いましたが、英語だとヒット バイ ピッチ(Hit by pitch)と呼ぶようです。

デッドボールという言葉は和製英語のようです。

じんから
じんから

なんで日本は縁起の悪い呼び方に変えたんだ!当球とかにすればよかったのに。

打者に当たったとしても、ボールがストライクゾーンを通過していたり、打とうと試みていたらストライク判定なります。

また打者が避けようとしなかった場合は、通常のボール判定になります。

当たり前ですが打者を狙って投球することは禁じられており、危険球として投手は退場になります。また狙っていなくても頭部付近にボールを投げてしまった場合、危険球として退場になることがあります。

2013~2023年の各球団の与死球数

では2013年から2023年の各球団の与死球数を比較してみましょう。

年度ごとにセリーグ最多を赤線パリーグ最多を青線でチェックしています。

球団名'23'22'21'20'19'18'17'16'15'14'13合計
オリックスバッファローズ5356493943453335503952494
ソフトバンク6146655667635244515462621
西武ライオンズ5965655393845376706165744
楽天ゴールデンイーグルス3842324649514959495850523
千葉ロッテマリーンズ4444342850304842545751482
日本ハムファイターズ4960624340633848585757575
ヤクルトスワローズ6359502846534575484056563
読売ジャイアンツ6465565958515049394948588
中日ドラゴンズ5150383650506548415250531
広島カープ4353452848372642355556468
阪神タイガース4240312953516241444433470
横浜DeNAベイスターズ4358513836464531294745469
2023年10月5日更新

こうやって比較してみると、年によっては与死球の多い球団は少ない球団の約2倍の死球を与えていますね。

これだけ差があると「〇〇は死球が多い!!」という声が上がってもおかしくはないと思います。

セリーグの与死球について

2023年9月8日の時点で予想通りヤクルトが一番の与死球数になっており、巨人が後に次ぐ形になっております。

追記:シーズン終了時点では巨人がセリーグ最多死球になりました。

2013年から年度別でもヤクルトは5回最多与死球、巨人は4回最多与死球となっています。

確かにヤクルトは与死球が多いという印象でも間違ってはいないように思います。

2023年ヤクルトの投手別与死球数

では今シーズンのヤクルト投手の与死球数です。

与死球数
9小澤投手
6高橋投手
5木澤投手、ピーターズ投手
4小川投手、市川投手
3大西投手、石山投手、サイスニード投手、山本投手
2金久保投手、清水投手、丸山投手、今野投手、吉村投手、成田投手
1山野投手、星投手、ロドリゲス投手、尾仲投手、久保投手、高梨投手

最多は小澤投手の9つです。

2023年セリーグの各チーム最多与死球投手は巨人が7つで山崎伊織投手、阪神が8つで青柳晃洋投手、西勇樹、広島が10で九里亜蓮投手、中日は9つで高橋宏斗投手、横浜は4つで5投手タイです。

小澤投手が突出しているわけではないので、ヤクルトは死球を出している選手が多いということなります。

登板機会が多いにも関わらず、石川投手と田口投手が与四球0というのは制球力の高さがうかがえますね。

パリーグの与死球について

2023年のパリーグはソフトバンクが最も多く、次に西武という与死球数となっています。

2013年からの年度別でみると、西武が8回と圧倒的に与死球が多いということがわかります。

2019年には西武ライオンズは93もの死球を相手チームに与えてしまいました。

2019年の西武の試合数は143だったので、2試合で1つ以上の死球を出したことになります。

じんから
じんから

でも2019年シーズンのパリーグは、西武が優勝チームなんです。2019年パリーグでチーム防御率が最も高かったのは西武ですので、打撃陣が奮起して優勝できたということでしょうか。

2019年西武ライオンズの投手別与死球数

与死球数
14高橋光成投手
9榎田投手
8マーティン投手
6ニール投手、平井投手、多和田投手
5今井投手
4小石投手、佐野投手、十亀投手、
3小川投手、斎藤投手、平良投手、野田投手、本田投手、森脇投手
2松本航投手、ヒース投手
1相内投手、郭投手、高木投手、武隈投手、廖投手

高橋投手が14とダントツに多いのですが、シーズン10勝6敗と好成績を残しております。

2019年シーズンのパリーグ打者成績では、首位打者、本塁打王、打点王、盗塁王すべてを西武の選手が獲得しました。

最後に

この記事では年度別、球団別の与死球数について検証させていただきました。

当たり所によっては選手生命に関わる怪我へと繋がってしまうので、各球団与死球を減らすように指導していって欲しいものですね。

コメント

  1. 現在ヤクルトの吉村投手は22年度は社会人野球してましたが 去年ヤクルトにドラ1で入団しましたが22年度に現在阪神の森下選手にデッドボールを当て骨折させています
    そして去年も対戦した時に
    森下選手の腕にデッドボールを当てています
    吉村投手は一年間で2個しか
    デッドボールを当てて 無いのにその内の1個が1年後の
    森下選手って 考えられますか 余りにも恐ろしい偶然過ぎます ヤクルトは阪神と対戦したくも無いですが 
    森下選手は頑張って レギュラー狙ってますし
    去年新人なのに近本選手に次ぐ11個の死球受けてます
    ヤクルトと対戦有る時は誰が投げるか確認して 注意喚起しないと 怪我をしたらその時は治っても後から 又痛みとか出てきます

  2. 相性なんですかね?
    確かに不思議です。
    以前、阪神の藤浪が毎試合と言って良いほど山田哲人にぶつけてた様に「苦手意識」があるのかも知れませんね。(藤浪は他にもまぁぶつけまくってましたが)

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