3月18日(月)から始まる第96回選抜高校野球大会の出場校・一般枠30校と21世紀枠2校、補欠校20校が1月26日に発表されました。今大会は出場枠の見直しがあり21世紀枠は1枠減となりました。気になる組み合わせ抽選会は3月8日です。抽選会前に出場校をしっかりとチェックしておきましょう!

2024春のセンバツ 初出場は3校!
2024春のセンバツでは出場校32校のうち3校が初出場となりました。21世紀枠では甲子園常連校である星稜高校、大阪桐蔭高校、広陵高校などの強豪校が名を連ねますが、新基準バットへの完全移行となる今大会の勝負の行方が気になりますね!
2024春のセンバツ 出場校は?
【北海道地区・1校】
・北海道/北海高校(3年ぶり14回目)
■補欠校/北海道・東海大札幌高校
【東北地区・3校】
・青森県/青森山田高校(8年ぶり3回目) ・青森県/八戸学院光星高校(5年ぶり11回目) ・福島県/学法石川高校(33年ぶり4回目)
■補欠校/岩手県・一関学院高校、山形県・鶴岡東高校
【関東/東京地区・6校】
・栃木県/作新学院高校(2年連続12回目) ・山梨県/山梨学院高校(3年連続7回目) ・群馬県/健大高崎高校(2年連続7回目) ・茨城県/常総学院高校(3年ぶり11回目) ・千葉県/中央学院高校(6年ぶり2回目) ・東京都/関東第一高校(8年ぶり7回目)
■補欠校/神奈川県・桐光学園高校、埼玉県・花咲徳栄高校、東京都・創価高校
【東海地区・3校】
・愛知県/豊川高校(10年ぶり2回目) ・三重県/宇治山田商業高校(16年ぶり2回目) ・愛知県/愛工大名電高校(12年ぶり10回目)
■補欠校/静岡県・藤枝明誠高校、岐阜県・県岐阜商業高校
【北信越地区・3校】※星稜高校が明治神宮大会で優勝したため1枠増加
・石川県/星稜高校(2年ぶり16回目)…明治神宮大会優勝
・福井県/敦賀気比高校(4年連続11回目)
・石川県/日本航空石川(4年ぶり3回目)
■補欠高校/福井県・北陸高校、新潟県・帝京長岡高校

ヤクルトスワローズには星稜高校出身の選手が3人もいますね!(奥川選手、内山選手、北村選手の3選手が星稜高校出身です)数々の有名選手を輩出している強豪校ですが、今年の明治神宮大会では星稜高校が優勝しました!
【近畿地区・6校】
・大阪府/大阪桐蔭高校(5年連続15回目)
・京都府/京都外大西高校(18年ぶり7回目)
・京都府/京都国際高校(3年ぶり2回目)
・和歌山県/耐久高校(初出場)
・兵庫県/報徳学園高校(2年連続23回目)
・滋賀県/近江高校(2年ぶり7回目)
■補欠校/大阪府・履正社高校、兵庫県・須磨翔風高校
【中国地区・2校】
・広島県/広陵高校(3年連続27回目) ・岡山県/創志学園(7年ぶり4回)
■補欠校/山口県・宇部鴻城高校、山口県・高川学園高校
【四国地区・2校】
・高知県/高知高校(3年連続21回目) ・徳島県/阿南光高校(32年ぶり2回目)
■補欠校/徳島県・鳴門高校、高知県・明徳義塾高校
【九州地区・4校】
・熊本県/熊本国府高校(初出場)
・大分県/明豊高校(3年ぶり6回目)
・鹿児島県/神村学園高校(9年ぶり6回目)
・福岡県/東海大福岡高校(7年ぶり3回目)
■補欠校/大分県・大分舞鶴高校、宮崎県・延岡学園高校
【21世紀枠】
・北海道/別海高校(初出場)
・和歌山県/田辺高校(76年ぶり3回目)
■補欠校/鹿児島県・鶴丸高校、宮城県・仙台第一高校

選考で惜しくも落選となった高校が補欠校に選ばれます。
出場が決まっていた高校が大会出場辞退を余儀なくされた場合に出場することになりますので、試合には出場できなくても不測の事態に備えて準備はしておかないといけません。補欠校に選ばれることは名誉なことではありますが、良いことばかりではないかもしれませんね。

記憶に新しいところだと、2022年のセンバツでは京都国際高校がチーム内での新型コロナウィルス集団感染により辞退したことがありました。かわりに補欠1位の近江高校が出場することになったんだよね。
2024センバツから完全移行へ~新基準バットとは?
2022年、2023年の2年間を旧基準バットと新基準バットの併用可能期間として、2024年センバツからは新基準バットへ完全移行となります。新基準バットとはどのようなものなのでしょうか。
新基準バットは投手の安全面などに配慮された、反発を抑えた〝飛ばない〟低反発金属バットです。新基準バットへと移行する最大の目的は、鋭い打球による事故防止。旧基準バットに比べ、平均打球速度は6.3km/h低下するとのこと。

従来のバットに比べて細く(最大径を67㎜→64㎜)打球部は肉厚に(3㎜→4㎜)なっています。重量は900g以上を維持。バットが細くなっている分、ボールをとらえるのは難しくなりますね。攻撃面でも守備面でも少なからず影響はあるでしょう。
2024春のセンバツ~新基準バットで高校野球は変わるのか
新基準バットへの完全移行によって、投高打低になるのは間違いないとも言われています。今大会も多くの強豪校が出場しますが、より新基準バットに対応しているチームに勝機がありそうです。守備のポジショニングにも変更が必要そうですし、ボールを捉えるのが難しくなっている分、足を絡めた攻撃で点を取っていくということも求められますね。今大会では各チームの新基準バットへの対応力にも注目してみましょう!
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