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野球用語のスイープとは？バスケットやアイスホッケーでも使用

野球のあれこれ

2023.10.092023.09.30

スポーツニュースを見ているとときどき耳にするスイープという言葉。

こちらは野球だけでなくバスケットボールやアイスホッケーなどアメリカを中心としたスポーツでもよく使用されているスポーツ用語なのです。

この記事では野球に関するスイープについてわかりやすく解説させていただきます。

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この記事でわかること

スイープとは
1. スイープの頻度
2. 実況パワフルプロ野球アプリでのスイープ
最後に

スイープとは

スイープ（スウィープ）は英語のSweapを語源とするスポーツ用語です。

Sweapは掃除する、一掃するという意味で、スポーツでは同一カードの連戦を全勝したときに使用されます。

同一カードとは同じ対戦相手ということです。

例えば日本のプロ野球では基本的に同一カード3連戦で行われますので、3戦全勝すると対戦相手をスイープしたことになります。

※同一カードが２連戦の場合もありますが、３連戦以上の同一カードのときにスイープは使用されています。

じんから

じんから

3連勝することを「３タテした」という言い方をすることもありますね。

スイープという言葉はスポーツ以外でも使用されています。選挙で大勝したときやギターの奏法、地雷を探すゲームのマインスイーパーもスイープ（一掃する）という言葉を語源としています。

スイープの頻度

スイープは日本のプロ野球ではどのくらいの頻度で起こることなのでしょうか？

2023年のセリーグで見事ペナントレース優勝を果たした阪神タイガースを例にとってみていきましょう。

2023年シーズンのセリーグは阪神が18年ぶりの優勝！今季の阪神タイガースの成績を振り返る

9月14日の阪神対巨人戦で阪神が〇〇、阪神タイガースは2005年シーズン以来18年ぶりとなるリーグ優勝を果たしました。今年から岡田彰布氏が監督に復帰し、復帰一年目でいきなりセリーグ王者に返り咲きました。前回の優勝である2005年も岡田監督だったので、岡田監督の手腕は本物ですね。今回は阪神の優勝を祝して、今季の阪神タイガースの成績を振り返っていきましょう。

開幕から9月29日までで阪神タイガースは今季11回スイープをしていました。

同一カードの３連戦は37回ありましたので、強いチームであれば３割近い確率でスイープは起こります。

日付	対戦相手	球場
3/31～4/2	DeNA	京セラD大阪
5/12～5/14	DeNA	甲子園
5/16～5/18	中日	豊橋・ナゴヤドーム
5/23～5/25	ヤクルト	神宮
5/26～5/28	巨人	甲子園
8/4～8/6	DeNA	横浜
8/8～8/10	巨人	東京ドーム
8/11～8/13	ヤクルト	京セラD大阪
9/1～9/3	ヤクルト	神宮
9/８～9/10	広島	甲子園
9/12～9/14	巨人	甲子園

ホームであろうがビジターであろうがスイープしています。

2023年の阪神は本当に強かったですね。

実況パワフルプロ野球アプリでのスイープ

大人気野球ゲームの実況パワフルプロ野球のアプリでもスイープという言葉が使用されています。

アプリ内ではスイープを特殊能力とし、スイープの能力を持っている選手はランナーの数に応じて打力がアップし、そのときのランナーも走塁が上手くなる、とされています。

これはスイープを連勝ではなく、ランナーを一掃するという意味でとらえている特殊能力ですね。

実況の方が頻繁に使う「走者一掃のスリーベース！！」という言葉は、自身がスリーベースを打ってランナー（走者）が全員ホームに帰ってきたという意味です。

この走者一掃をスイープということもあります。

最後に

この記事ではスポーツ用語であるスイープの野球での使われ方を解説させていただきました。

応援している球団がスイープしたときにはとても嬉しいものです。

皆さんの応援している球団がたくさんスイープできるといいですね。

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