2023年10月10日のロッテ vs 楽天戦により、NPBペナントレース全日程が終了しました。
これからは日本シリーズ進出をかけた、各リーグ上位3チームが参加するクライマックスシリーズが14日より始まります。
2023年のパリーグは、CS(クライマックスシリーズ)争いが最終戦にまでもつれこむ大混戦となりました。
クライマックスシリーズについてはこちらを参考にしてください。
そしてこちらがパリーグの最終的な順位です。
順位 | 球団名 | 勝利 | 引き分け | 敗北 | 勝率 | ゲーム差 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | オリックス | 86 | 4 | 53 | .619 | 優勝 |
2 | ロッテ | 70 | 5 | 68 | .5072 | 15.5 |
3 | ソフトバンク | 71 | 3 | 69 | .5071 | 0 |
4 | 楽天 | 70 | 2 | 71 | .496 | 1.5 |
5 | 西武 | 65 | 1 | 77 | .458 | 5.5 |
6 | 日ハム | 60 | 1 | 82 | .423 | 5 |
優勝したオリックスと2位のロッテのゲーム差は15.5と大きく離れましたが、2位~4位は僅差となりました。

楽天は2年連続Bクラスということで、石井一久監督は今季で辞任するという報道が出ています。
そしてこちらがパリーグの打者の個人タイトルです。
首位打者 | 本塁打王 | 打点王 | 最多安打 | 最多盗塁 | 最高出塁率 |
---|---|---|---|---|---|
.307 | 26 | 87 | 163 | 36 | .431 |
頓宮裕真 (オリックス) | 近藤健介 (ソフトバンク) 浅村栄斗 (楽天) ポランコ (ロッテ) | 近藤健介 (ソフトバンク) | 柳田悠岐 (ソフトバンク) | 小深田大翔 (楽天) 周東佑京 (ソフトバンク) | 近藤健介 (ソフトバンク) |
ソフトバンクの近藤選手は打率.303で2位となり、三冠王を惜しくも逃しました。
近藤選手が三冠王を獲得していればNPBで二年連続三冠王が誕生していたわけですが、惜しいところでした。

近藤選手は日ハムからFA移籍して初年度にこの成績ですから、ソフトバンクからしたら大成功でしたね!(日ハムからしたら…)
本塁打王も最終戦までどうなるかわからなかったのですが、最終的に3人が同時受賞という形になりました。
そしてこちらがパリーグ投手の個人タイトルです。
最優秀防御率 | 最多勝利 | 最優秀勝率 | 最多セーブ | 最優秀中継ぎ | 最多奪三振 |
---|---|---|---|---|---|
1.21 | 16 | .727 | 39S | 42HP | 169 |
山本由伸 (オリックス) | 山本由伸 (オリックス) | 山本由伸 (オリックス) | 松井祐樹 (楽天) | ぺルドモ (ロッテ) | 山本由伸 (オリックス) |
オリックスの山本由伸は今年で3年連続投手4冠を達成しました。

今まで連続で投手4冠を達成した投手はいません。それを3年連続で達成するなんて恐ろしい!
そんな山本選手は今オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍する方向で話が進んでいるようです。
ポスティングシステムについて詳しくはこちらを参考にしてください。
どのような契約になるのか楽しみですね。
また、首位打者を獲得した頓宮選手と投手4冠の山本選手は、実家が岡山県備前市で家が隣同士の幼馴染。
奇跡のおとなりさんとしてファンの間で話題となっています。
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