2023年シーズンが終わり、NPBからは3人の選手がポスティングシステムを利用し、MLBへの移籍を試みました。
ポスティングシステムについて詳しくはこちらを参考にしてください。
ポスティング申請をした3人の選手たちはいったいどこの球団と契約を結ぶことができたのでしょうか。
そこで今回は3選手の契約をまとめて紹介させていただきます。
ポスティングを申請した3選手
今シーズン終了後にポスティングシステムを利用した選手はオリックスの山本由伸投手、DeNAの今永昇太投手、ファイターズの上沢直之投手です。
楽天の松井裕樹投手もMLB挑戦を表明しましたが、松井投手はポスティングではなく海外FA権を行使してのMLB挑戦です。松井投手は5年総額2800万ドル(約40億円)でダルビッシュ投手のいるパドレスと契約を結びました。

昨年は吉田正尚選手のポスティングが注目を集めましたが、今年の目玉は何といっても現在NPBで最高の投手と言っても過言ではない山本由伸投手でしょう。今年は投手ばかりですね。
では早速山本投手から契約を紹介していきます。
山本由伸は12年契約でドジャースへ
山本由伸投手はなんとメジャーリーグの投手として歴代最高総額となる契約を結ぶことになりました。
契約球団はロサンゼルス ドジャース。
12年総額3億2500万ドル(約470億円)という大型契約になりました。

単純計算で年俸は39億円。20試合登板とすると1試合1.9億円。1試合に100球投げるとすると1球190万円!!!!!ものすごい金額。
12年契約というのが期待の大きさを表していますよね。
山本投手はまだ25歳ですので、長期契約でも納得です。是非最多勝目指して頑張って欲しいですね。
今永昇太は4年契約でカブスへ
今永投手もなかなかの好条件でMLBへの移籍を実現させました。
今永投手はカブスと4年総額5300万ドル(約77億4000万円)の契約を結びました。
年俸は19億円!現在MLBでは先発投手の価値が高騰中かつ貴重な左腕ということで、今永投手も無事カブスと契約を結ぶことができました。

カブスには広島から移籍した鈴木誠也選手もいますので、個人的に応援したいと思います!
上沢直之はレイズとマイナー契約
ファイターズからMLBへの移籍を目指した上沢投手はレイズとマイナー契約を結ぶことになりました。
いくつかの球団は獲得に興味を示していましたが、まずはマイナー契約からメジャー昇格を目指すことになります。
招待選手として春季キャンプに参加するようですので、そこでの評価次第では早期の昇格もあり得るのではないでしょうか。
とはいってもメジャーに昇格できるのは本当に一握りの選手のみ。上沢投手には頑張って欲しいですね。

ファイターズの新庄監督は上沢投手に「マイナーだったら行くな」と伝えていたようですが、上沢投手はマイナー契約でも移籍することを選びました。カッコいいですね。
最後に
今回はポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指した3選手の契約についてまとめさせていただきました。
海外FA権を行使して移籍した松井投手を含めると、新たに3人の日本人メジャーリーガーが誕生したことになります。
NPBだけでなくMLBの来シーズンも楽しみですね!
コメント