2月1日より始まる春季キャンプを目前に高津監督より発表がありました!今年のヤクルトスワローズのスローガンは「ヤり返せ!」他球団のスローガンについても気になって調べてみました。各球団どのようなスローガンを掲げて今シーズンが始まるのでしょうか。
ヤクルトスワローズの2024年スローガンは「ヤり返せ!」に決定
春季キャンプを目前に高津監督より発表がありましたね。昨シーズンはリーグ5位という非常に悔しい結果となってしまったヤクルトスワローズ。必ずやり返すんだ!という強い気持ちを持ってリーグ優勝、日本一奪還を目指す為のスローガンが「ヤり返せ!」です。ファンにとっても力強いメッセージとして心に響きますね。 スローガンはファンに向けた決意の言葉でもあります。各球団のスローガンがどのような言葉に決定したのかを今回はまとめてみました。
阪神タイガースの2024年スローガン
阪神タイガースの2024年スローガンは「A.R.E. GOES ON 」
王者として迎える2024年。チャレンジャーとしてアレに向かって挑み続ける姿勢を表しているそうです。昨シーズンは圧倒的な強さでリーグ優勝、そして38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガース。「スローガンなんてコロコロ変えるもんやない」という岡田監督の意向が反映されたようですね。「連続優勝達成のためには新戦力の出現が不可欠、選手を育てていくのが理想のチーム」と語る岡田監督率いるチームの新戦力についても気になるところです。
※A.R.E.(Aim!Respect!Empower!)/岡田監督は優勝を指す言葉として「アレ」と表現しています。2023年のスローガンは「A.R.E. 」でした。
広島東洋カープの2024年スローガン
広島東洋カープの2024年スローガンは「しゃ!」
勝者になるという強い意志と、がむしゃらに戦うという決意を表現しています。
リーグ3連覇以降は4年連続Bクラスに低迷していたカープでしたが、新井監督就任1年目の昨シーズンは5年ぶりにシーズン勝ち越しとなりました。「ミスはつきもの。それが野球」と失敗を恐れず果敢に攻める姿勢を選手に求め、とにかくモチベーションが上がるような雰囲気作りを続けていた新井監督のベンチでの姿には思わず胸が熱くなりました。
西川龍馬選手が抜けた穴をどう埋めるのかが気になるところですが、若い選手の活躍に期待です!
横浜DeNAベイスターズの2024年スローガン
横浜DeNAベイスターズの2024年スローガンは「横浜進化」
三浦監督は「目標に昇り詰めるためには全員で進化しひとつになろう」と決意を語っています。昨シーズンはAクラス入りを果たしたものの、リーグ優勝を期待させた序盤の勢いを取り戻せずリーグ3位という残念な結果に終わってしまいました。秋季キャンプでは「個」のレベルアップを重視して臨んだというベイスターズの「進化」が楽しみなシーズンになりそうですね。
読売ジャイアンツの2024年スローガン
読売ジャイアンツの2024年スローガンは「新風~GIANTS CHALLENGE~」
失敗を恐れず挑戦し、伝統ある巨人軍に新しい風を吹き込むという思いが込められています。昨シーズンは球団史上2度目の2年連続Bクラスとなった責任を取る形で原監督が退任。2024年シーズンは阿部慎之助監督の下、新体制でチーム再建を図ります。阿部監督からは選手間での競争を促していく方針が打ち出されており、激しいポジション争いが予想されます。かつての「憎いほど強い」巨人軍の巻き返しとなるか注目です。
中日ドラゴンズの2024年スローガン
中日ドラゴンズの2024年スローガンは「勇龍突進 Always be challenger」
立浪監督就任2年目となった昨シーズンでしたが、球団史上初めての2年連続最下位というドラゴンズファンにとっては非常に悔しいシーズンとなってしまいましたね。公式戦全日程終了後には監督から「生まれ変わったドラゴンズを皆さんにお見せできるよう全力で頑張ってまいります」との言葉がありましたが、2024年のスローガンには勇敢に突き進む、一丸となってもう一回挑戦していくという意味が込められているようです。立浪監督にとっても就任以来の連続最下位から何としてでも浮上したい、重要なシーズンになりそうです。
ジャイアンツから移籍した中田選手の活躍にも期待ですね!
オリックスバッファローズの2024年スローガン
オリックスバッファローズの2024年スローガンは「おりふぉーWW」
おりふぉーWW!?
4年連続のリーグ優勝と日本一奪還を目指すオリックスの2024年スローガンは勝利の雄叫びを意味しているとのことです。先発ローテの中心であった山本由伸選手、そしてFA移籍注目選手であった山﨑福也選手が抜けた穴を埋めるのは誰になるのかが気になりますね!しかしながら若手選手の育成が非常にうまくいっているのがオリックスの強みでもあります。宮城選手や山下舜平太選手、東選手など素晴らしい投手陣の充実度やFAでカープから移籍した西川龍馬選手という新たな戦力も期待されます。ポスト山本由伸選手を誰が担うのかも含めて2024年シーズン益々楽しみなチームになること間違いなしです。
千葉ロッテマリーンズの2024年スローガン
千葉ロッテマリーンズの2024年スローガンは「自分たちを超えてゆく」
「自分たちを超えていく、それがアスリートの基本。結果とはその先に待っているものです」とスローガンについて吉井監督はコメントしています。上を目指し日々皆で成長したい、という思いが込められているとのことです。12球団最後のスローガン発表となった千葉ロッテマリーンズですが、高坂球団社長は「2024年こそは千葉ロッテマリーンズの年にしたい」と19年ぶりのリーグ優勝に向け期待を熱く語っています。昨シーズンはリーグ2位に終わっていますが、首位のオリックスとは15.5ゲーム差。選手層の厚いオリックスとの差を見せつけられるような結果となりました。各選手のレベルアップの先にリーグ優勝が期待されます。
福岡ソフトバンクホークスの2024年スローガン
福岡ソフトバンクホークスの2024年スローガンは「VIVAビバ」
自己成長の出発点である美意識を持って高い壁を打ち破る(美破)という意味が込められています。小久保新監督就任後初のシーズンとなる2024年シーズン。「強いチームを取り戻す。その中で個人が美意識を持ちながら、最終的には優勝してファンの皆様と喜びを分かち合いたい」と小久保監督は意気込んでいます。人的補償騒動で野球ファンにとっては大変ショッキングな年明けとなりましたが、ホームラン王3度を誇る山川穂高選手という新たな戦力、近藤選手、柳田選手との強力打線には期待が高まります。打倒オリックス、首位奪還となるか今シーズンも注目です!
楽天イーグルスの2024年スローガン
楽天イーグルスの2024年スローガンは「いただき!」
頂点を目指し「いただき!」を合言葉に士気を高めていくとのこと。昨シーズンは2年連続4位に終わった楽天イーグルスでしたが、今シーズンからは石井一久監督に代わって今江新監督が就任します。球団創設20周年という節目を迎えるということもありファンからの期待も高まるシーズンであることには間違いないでしょう。守護神であった松井裕樹選手の退団に伴い先発の柱として活躍してきた則本選手を抑えで起用することが決まっていますが、ベテラン選手と新戦力をどう起用していくか注目が集まりそうです。
埼玉西武ライオンズの2024年スローガン
埼玉西武ライオンズの2024年スローガンは「やる獅かない」
優勝するしかない!という強い覚悟を表すスローガンで、松井稼頭央監督が選手に度々話していた「やるしかないやん」という言葉をきっかけに生まれたそうです。昨シーズンはリーグ5位という結果に終わりましたが、選手ひとりひとりが誇り高き獅子として自身を高め新しい時代を作っていくという思いが込められています。山川穂高選手の後任4番候補として昨シーズンも4番を務めた渡部健人選手や、入団当初から主軸候補として活躍を期待されていた山村崇嘉選手などの若手有望株の飛躍に期待です!
北海道日本ハムファイターズの2024年スローガン
北海道日本ハムファイターズの2024年スローガンは「大航海」
新庄監督の発案でファンの方からスローガンとなる言葉を募って選ばれたのが「大航海」です。荒波をものともせず、どのチームよりも長く航海を続け、歓喜を分かち合う瞬間を思い描きながら最後に光り輝く地へと辿り着くという思いが込められているそうです。FA移籍で注目の集まった山﨑福也選手が最終的に選んだのが日ハムでしたね!上沢選手のメジャー挑戦、ポンセ選手の退団はファンにとっては気がかりな点だったと思いますが、山﨑福也選手の獲得、加藤貴之選手の残留により強力な先発ローテへの構築に期待が高まります。打線については万波選手や清宮選手、野村選手などの若い選手の飛躍が楽しみですね。2年連続最下位となってしまった日ハムでしたが、今シーズンは急浮上の予感です。
最後に
今回は個性豊かな各球団のスローガンについてまとめました。昨シーズンの成績などを踏まえて新しいスローガンについて改めて注目してみるのも面白いですね!
今年こそ「ヤり返せ!」という気持ちでヤクルトスワローズのリーグ優勝&日本一を祈りながらしっかり応援したいと思います。
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