沖縄県春季大会で優勝したエナジックスポーツ高等学院。「こんな名前の学校あったかな?」と気になった方も多いのではないでしょうか。沖縄県の強豪といえば興南高校や沖縄尚学高校の名が挙がると思いますが、今後新たな強豪校として注目を集めそうなエナジックスポーツ高等学院について調べてみました。
創部3年目のエナジックスポーツ高等学院・野球部
創部3年目にして沖縄県春季大会で優勝したエナジックスポーツ高等学院野球部ですが、エナジックスポーツ高等学院とはいったいどのような学校なのでしょうか。沖縄の高校野球勢力図が変わるかもしれません。今回は強豪校を制して優勝した野球部に注目してみたいと思います!
エナジックスポーツ高等学院は「世界へ翔くトップアスリートの育成」をスローガンに掲げる全寮制の学校
2021年4月に開校したエナジックスポーツ高等学院は開校当初は通信制のみでしたが、2024年4月からは通信制と全日制の並置校となりました。同校の強化指定競技が野球部とゴルフ部で、野球部は全員が全日制の普通科に所属しています。
2025年度からは駅伝部、卓球部、ボーリング部も新設されるそうです
学校の敷地内には全面人工芝の室内練習場、アームマシン、ローラーマシン計3台、ウエイトトレーニングルームなどが完備されており、選手たちは充実した環境下で練習に集中できそうですね!また、週に3回は実戦に備えた球場での練習が行われているそうです。
学校のホームページには寮の食堂の献立なども載っていました!
ボリュームしっかり!美味しそうなメニューが並んでいます😋
2、3年生になると寮は一人一部屋!エアコンや洗濯機も付いているそうです。
充実の設備ですごいです!
資格取得へのサポートにも熱心な様子が伺えます。英語とICTスキルを身に付けるためのカリキュラム編成になっていますね。社会に出てからもすぐに役立ちそうですね。
初代監督を務めるのは神谷嘉宗監督
エナジックスポーツ高等学院野球部の初代監督を務めるのは神谷嘉宗監督。監督就任時には「創部3年以内に甲子園出場」との目標を掲げています。
2008年の夏の甲子園で浦添商業を率いてベスト4に進出。2014年には美里工業を初のセンバツへと導いた名将です。
神谷監督が選手たちと取り組む“ノーサイン野球”
神谷監督は、選手の思考力・判断力を育成しながら選手自身が考えて動けるようにする“野球脳”を育てることを目的にノーサイン野球を実践しています。
ノーサイン野球を貫くのは大変なことだと思いますが、春季大会では強豪を破り頂点に輝いています。創部3年目にして素晴らしいチーム力ですね!
自分で考えて判断する力が育つノーサインは、選手たちが野球から離れたとしても必ず役に立つ能力と言えるでしょう。
※2023年に夏の甲子園を制覇した慶應高校の森林監督も“ノーサイン野球”を理想に掲げています。公式戦では100%ノーサイン野球を実践しているわけではないようですが、選手一人一人の野球脳の高さが優勝への鍵となったのかも知れませんね。
目指せ!初の甲子園出場
エナジックスポーツ高等学院は7月13日(土)の試合で強豪・沖縄尚学高校と当たります。春季大会では優勝したエナジックスポーツ高等学院ですが、結果は如何に!?
追記:エナジックスポーツ高等学院は7月13日の試合で沖縄尚学高校に7回コールド勝ちしました!(7- 0 )
※準々決勝は7月14日、浦添商業との対戦になります
追記:エナジックスポーツ高等学院は7月14日の準々決勝で浦添商業高校に勝ちしました!(6 - 1 )
※準決勝は7月20日ウェルネス沖縄との対戦になります
追記:エナジックスポーツ高等学院は7月20日の準決勝でウェルネス沖縄高校に勝ちしました!(9- 0 )
※決勝は7月21日興南高校との対戦になります
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